人は本能として「役に立ちたい」という気持ちを持っている
と、言われています
でも、
体調だったり
環境だったり
思うように力を発揮できなかったり
他者から心ない事を言われてしまったり
「自分は何の役にも立たない」と
落ち込む事もありますね
役に立たないし
自分がいる事で迷惑をかけてしまうと
消えてしまえば…
生きる事をやめてしまおうか…
そんな風にどんどんマイナス思考に陥ってしまう
この物騒で
事故や災害の多い世界で
生きている事は
本当に奇跡だと思う
又、子どもが欲しくても出来なかったり
やっと授かっても短いいのちだったり
逆に親が命を落としてしまったり
そんな話を聞くたびにに
自分は生かされているのだと実感します
生きていくって辛いことの連続で
死ぬまで修行のような気がします
でも、つらいことを乗り越えた後には
「あの事があったから今がある」と思えるし
辛い経験があるからこそ、
小さな事でも幸せだと思える
人は、生きているだけで何かの役に立っています
食べること一つをとっても
生産者さんから物流、店頭に並ぶまでに
どれだけの人が関わっているか
それを無駄にはできませんね
人の手を借りないと生きられなくても
誰かの生きがいであったりもする…
何かの喪失感に苛まれる事があっても
人には立ち直る力が備わっています
ご飯を食べる時の「いただきます」は
自分が生きる為に犠牲になった動物たちや
苦労して市場に出すまでにしてくれた
農家さんや様々な人へ
「ありがたく頂戴します」
という感謝の意味があるのです
その様な事に思いを馳せながら
ひとりでいても「いただきます」という事で
沢山の人との繋がりも感じられます
エネルギーがない時は
口角をあげて「ありがとう」と言ってみよう
言葉はそのまま自分に返ってきます
少しずつ元気になった時に
自分なりに出来る事、出来る形で
返していけばいいのです
「ありがとう」と自分から発信する事で
いつの間にか「ありがとう」が返ってくる
生きてるだけで
役に立っているのだから
生きてちゃいけない人など
1人もいないのです
何処からともなくキンモクセイの香りが…😌
